(c)Q-X
激しく今さら感がするけど、2009年最後の実妹ゲー『幻月のパンドオラ』。
年末年始に被ったり、仕事も丁度忙しかったりしてプレイが飛び飛びになってしまったので、
思い出すために再プレイとかしてたらこんな遅くなった…。
何とかギリギリ1ヵ月以内に収まったからいいよね…?
あと、言うまでもないですが、もちろん詩乃鈴ルートです。
※もうネタバレも許されるよね!
普段は、クールでやや棘のある物言いをする詩乃鈴。
兄に対しても、ちょっとバカにしたような態度も。
兄の女性関係に敏感な所は、クールぶっていても本音が出てしまったという所だろうか。
しかしこれは世を忍ぶ仮の姿で、家の中などでは素のモードに…。
もはやまったくの別人!!!
いつも何か食ってるし、結構わがままだし、ちょっとおバカだし、お化け苦手だし、とにかく子供っぽい!
言葉遣いも、【一人称:私/二人称:兄さん(敬語)】から【一人称:詩乃/二人称:兄ちゃん】に変化。
体つきは空前絶後けしからんクセに、この性格とか…。
これはヤバイね。
本来はちっこい妹が好きな俺としても、これには参った。
しかも彼女、はえてないらしいですよ!?
たまらん。
主人公達は電芸部のメンバーで、一緒にゲームを作ってるということもあり、ゲームネタは多数。
詩乃鈴ももちろんゲーマー。特にガンシューティングが得意らしい。
やっぱり妹とゲームで盛り上がれるっていいよな!
でもそれはダメだ詩乃鈴ーーーー!!!!!
妹にエロゲ見られるとか、羞恥プレイ極まりないwwwwwwwww
引かれるのはもちろん辛いけど、理解されてしまうのもそれはそれで…。
「兄妹」の描写は、さすがに素晴らしかった。
お互いに邪険にするような接し方をすることもあるけど、本心ではちゃんと理解して信頼している。
結構リアルな感じの兄妹だと思う。
思い出話に花を咲かせたりするのも、長年連れ添った兄妹だからこそ。
そして恋人関係になっても、兄妹らしさは失わない。
いつまでも、どうなっても妹は妹。
素晴らしい。
恋人関係と言えば、詩乃鈴とのHシーンは何回かあったが、結局一度も中にしなかったな。
ほとんどのエロゲが「ゴム?何それ?」状態なのに、非常に徹底していた。
さほど背徳感の強いシナリオではないけど、「相手は実妹」ということをしっかり認識させてくれて良かった。
終盤のシナリオは、なんとなく『かみぱに!』の恵を思い出したな。
恵ほど、契約云々を引っ張らなかったけど。
というか、個別に入ってからは思いのほか展開が速かった。
逆に共通はかなり長い。
細切れにプレイしたので正確な時間は分からないが、5~10hくらい?
サブキャラを一通り食い散らかしてからメインヒロイン3人の個別、という感じか。
いや、架空世界での話なので実際に食ってるわけじゃないんだけど。
この、なかなかいいことを言ってる人は、Q-Xの過去作『たいせつなうた』の実妹キャラらしい。
他にも、『こころナビ』のキャラがサブとして出ていたり。
そしてこの二人も、架空世界で主人公に食われます。
俺は幸い(?)Q-Xのゲームは初だったので特に気にしなかったけど、人によってはかなり痛いと思う。
特に由緒は、原作でも兄との本番はなかったみたいだし…。
まあそれは置いといて、サブキャラにはいい感じの貧乳キャラが揃ってて俺得だった。
特に、のんびり幽霊な菘さんが良い。
大正ロマンですなあ…。
まさかあんなにシナリオに関わってくるとは思わなかったけど。
メインヒロインのおにぎりさんもなかなか。
内気で貧乳で噛み噛みで……さかハリの柚っぽい。
メイン張るには弱いかもしれないけど、個人的には好きなタイプ。
そんなわけで、詩乃鈴は期待通りの神実妹でした。
2009年のTOP妹になれる素質はあると思う。
あと、パンちゃんかわいいよ。